インターネット上で仕事を探せるクラウドソーシングを活用して未経験からwebライターを始めようと思ったときに、最初に悩むのが「どのクラウドソーシングサイトに登録すればいいの?」ということ。
クラウドソーシングサービスは数多くありますが、まず思い浮かぶのが日本最大級のクラウドソーシングサイトであるクラウドワークスとランサーズの大手2社。
ではこの2社の中で超初心者webライターが登録すべきなのはどちらなのでしょうか?どちらの方が使いやすく始めやすいのでしょうか?
さらに早く・安定して稼げるのはどちらかをくわしく解説していきます。
webライター超初心者が最初に選ぶべきクラウドソーシングサイトは?
最初に結論から言うと、最初に登録するのはクラウドワークスがおすすめです。
ネットで調べてみると「webライターを始めるなら多くのクラウドソーシングサービスに登録しておいた方がいい」「webライターを始めるならクラウドワークスとランサーズは2つとも登録しましょう」
多くの発信者(現役webライターなど)がそうアドバイスしています。
これは、案件数が多ければ多いほど仕事を探す選択肢が増え案件獲得の確率も高まるということなのですが、これは超初心者には当てはまりません。
なぜなら、案件数が多いということはより多くの募集文(募集案件の概要)を読まなければならないということ。仕事を請けて記事を納品しないと報酬は発生しません。募集文を読んで仕事を探すだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。
ライター初心者に大切なのは、案件数の総数ではなく今の自分の能力・適正に合った案件をどのように探し、いかに受注するかということ。
初心者ライターのスキルでも安心して取り組める案件が豊富にあるのがクラウドワークスです。
クラウドワークスでライター活動を始めた方がいい5つの理由
それでは、 “なぜ、クラウドワークスがオススメなのか?“を説明していきます。大きく5つの理由があります。
理由1:クラウドワークスの求人案件の方が圧倒的に多いから
理由2:未経験からでも始めやすい案件が多いから
理由3:ランサーズは中級から上級webライターが多く在籍し超初心者では勝てない場合が多いから
理由4:実績重視のクラウドソーシングにおいて実績が分散すると信頼度が蓄積されないから
理由5:スカウトも期待できるので案件探しの選択肢が増えるから
その他にも、細かい部分でクラウドワークスの方が利用しやすい面もありますが、今回はこの5つにしぼって具体的に説明していきます。
理由1:クラウドワークスの求人案件が圧倒的に多いから
クラウドワークスとランサーズの案件数について比較すると
・クラウドワークス
案件総数 約10.000件前後
ライティング案件 2.400件前後
・ランサーズ
案件総数 約10.000件前後
ライティング案件 800件前後
時期やタイミングによって案件数に変化はありますが、全体の案件数に大きな差はないもののライティング案件にしぼってみるとクラウドワークスの方が圧倒的に案件数で優っているのがわかります。
案件数が多いということは、案件ジャンルも豊富なので自分に合った案件を選びやすいというメリットがあります。
未経験から始めるときに案件ジャンルが限られていると、応募する案件が見当たらないということも出てきます。
また、案件が多いだけでなく手軽に始められる難易度の低い案件も多いので早く仕事を開始して報酬を得ることを考えると、クラウドワークスの方が始めやすいといえます。
ただし、多すぎるのも問題かもしれません。2.400件の案件を一つ一つ見ていたら気が遠くなるほどの時間がかかります。
実際には、単価が安すぎる案件・悪質な内容の案件を除きチェックすべき案件数は500件前後に落ち着きますが、これでも確認するだけでかなりの時間が必要です。特に未経験からwebライターを始める場合は案件をじっくり見ているだけで1週間が終わってしまうという場合も出てきます。
ちなみにランサーズは240件前後。クライアントによっては、クラウドワークスとランサーズ両方に案件を掲載している場合もあるので、実績を積んでいくという面からでもクラウドワークスだけでスタートするのが効率的です。
ランサーズの案件数が少ないというのは、あくまでクラウドワークスと比べてということです。その他のクラウドソーシングサイトは驚くほど案件数が少ないので、初心者の時点では他のサイトに登録する必要はありません。
理由2:未経験からでも始めやすい案件が多いから
クラウドワークスは、ランサーズに比べ企業以外で個人ブロガーやアフィリエイターからの案件募集が多いので、初心者でもOKな案件が豊富にあります。
案件数も多く、なおかつ初心者が受注しやすい案件も多いので、案件受注を最優先すべき初心者webライターはクラウドワークスにしぼって案件獲得に集中するのが得策といえます。
ランサーズは中級から上級webライターが多く在籍し超初心者では勝てない場合が多いから
ランサーズは経験を積んでいる中級者や、フリーランスとして活躍している上級者が多く登録しています。
サラリーマンの副業とは違い、webディレクターやwebマーケッターが本業の人が副業的にランサーズの案件を受けるという場合も多いので、競合相手はかなりの強敵揃いです。
そもそも、サンラーズがクラウドソーシングの草分け的存在なので、老舗としての強みがあります。
依頼主(クライアント)の多くは信頼できる企業が多く受注者(ワーカー)側も粒揃いというわけです。未経験でwebライターを始めたばかりの状態で強敵相手に戦うのはかなり厳しいですね。
理由4:実績重視のクラウドソーシングにおいて実績が分散すると信頼度が蓄積されないから
クラウドソーシングサービスでは実績が重視されます。これは案件を発注しても途中で音信不通になったり、納期を守らなかったりという初心者ライターも少なくないという現状があるからです。
お小遣い稼ぎが目的で安易な気持ちで取り組む人ではなく真面目にプロ意識を持って取り組む人を選びたいという思いが発注者側にあります。
実績が増えれば、より信頼度が増し案件受注にもプラスに働きます。
例えば、クラウドワークスで5案件、ランサーズで5案件受注したとします。もしこれがクラウドワークスだけだったら10案件の実績となります。発注側も実績をチェックするときに実績が一桁より10件以上の受注実績があれば安心感が違います。
理由5:スカウトも期待できるので案件探しの選択肢が増えるから
実績が少ない段階でも、意外にスカウトがきたりするのがクラウドワークスです。
プロフィールを充実させることで自分に合ったジャンルでのスカウトも期待できるので案件探しの選択肢が増えます。
ただし、悪質案件が紛れている場合もあるので注意が必要です。
まとめ
未経験からwebライターを始めるときに、ランサーズよりクラウドワークスがオススメな理由を解説してきました。もう一度おさらいすると
- 理由1:クラウドワークスの求人案件の方が圧倒的に多いから
- 理由2:未経験からでも始めやすい案件が多いから
- 理由3:ランサーズは中級から上級webライターが多く在籍し超初心者では勝てない場合が多いから
- 理由4:実績重視のクラウドソーシングにおいて実績が分散すると信頼度が蓄積されないから
- 理由5:スカウトも期待できるので案件探しの選択肢が増えるから
未経験からwebライターを始めるときは、学ぶこと・覚えること・調べることが本当に多いです。
最初の段階で挫折してしまう人がほとんどというくらいの厳しさです。webライターとして「お金を稼ぐ」ためには
案件を受注→記事を書く(修正を含む)→納品という流れを経て初めて報酬を得ることができます。
そのことが、早く・多くお金を稼ぐポイントになってきます。
時間の限られた副業ではなおさらですね。その点でもクラウドワークスの案件に集中することは、成果を早く出す近道になるはずです。
実績が10件を超えると仕事も取りやすくなったり、好条件のスカウトメールが来たりしますので、まずは実績作りを第一に取り組んでいきましょう。
月に3万円以上稼げるようになり、より単価の高い案件や良質クライアントを求めるようになった段階でランサーズも同時に活用していくことをおすすめします。